幼少期の習い事としてピアノが挙げられます。
多くのピアノ教室では、音楽としてピアノを始める前に楽譜や音符について学びます。
ここでは、音符や楽譜について紹介していきます。
音符とは?
音符とは、音楽を演奏するにあたってどの音をどれだけの長さで演奏するかを示すための記号です。
独奏の場合は音楽のイメージを崩さない程度にアレンジをすることもできますが、
合奏となった場合にはとても重要な記号となります。
音楽の中で音のない小節があった場合に、
音符が無くて全員の音の長さがバラバラだと音のない小節が成立しなくなってしまいます。
そういった指示を出すためにも、正しく音符の形と長さを理解していく必要があります。
なので、ピアノ教室では演奏練習をする前に音符について学ぶ時間があるのです。
楽譜とは?
楽譜とは、音楽を演奏するあたって必要な情報がぎっしりと書き込まれたものです。
曲のテンポであったり、繰り返す部分であったり、強弱を付ける部分であったり、
作曲者の意図が全てそこに書き込まれています。
作者の意を汲み取るための道具と言えるでしょう。
この楽譜は、もっともメジャーなものに5線譜が挙げられます。
音楽室の黒板に書いてあるものです。
この5線譜は、ドレミファソラシドの音階を示すためのもので
ト音記号とヘ音記号を合わせて使うことでピアノの鍵盤の音域を表現することができます。
楽譜として他には、ドラムなど打楽器用のものであったり、
ギター用のものであったり、ベース用のものであったりと、楽器に合わせた楽譜があります。
例えば、ギター用のものであれば線は6本あり、6本の線はそれぞれの弦と対応していて、
どの弦の何フレッドを押さえればいいのかが書かれています。
ベース用の楽譜も、4本になっただけで考え方は同じです。
ドラム用の楽譜は、どの打楽器を叩くかによって記号が違くなっているので
素人が読むにはちょっとハードルが高いかもしれません。
まとめ
ここまで、音楽を演奏するにあたって必要な情報が詰まっている音符と楽譜について簡単に紹介してきました。
ここでは、ドラム、ギター、ベースの楽譜についてのみの紹介でしたが
他にも見たことのない楽譜があるかもしれません。
最後に、簡単な楽譜が読める程度の知識で構わないので
読めるとちょっと違った人生が見えるかもしれません。
例えば、ピアノが弾けなくても子供の練習を見ていて間違いを指摘してあげることができるとか。
その指摘をしてあげるだけでも、子供の成長は変わるみたいです。