ピアノの上達を目指すのであれば、短くても3ヵ月〜の練習が必要だと言われています。
もちろん、年代によって上達の早さは異なりますが、この期間しっかりと練習を行うことにより、初級程度の曲をマスターすることが可能です。
今回は、初心者コースのあるピアノ教室について詳しくご紹介します。
ピアノ教室を利用するメリット
初心者にとって、ピアノの練習は大変なものです。
大人であれば、練習時間が足りなくなったり、高齢であればなかなか上達しないという理由からピアノを諦めてしまうことも。
しかし、質の高い練習をするだけで上達のスピードは上がります。
練習に大事なのは量ではなく、質であることも明らかになっています。
つまり、最初からしっかりと質の良い練習を習慣付けることにより、上達度も高まります。
また、練習することが楽しくなりますよね。その質の高さというのが「独学」ではなく「ピアノ教室」に通うことでしょう。
ピアノ教室での体験レッスン
初心者コースを提案するピアノ教室には、入会する前の体験レッスンを提供している場合もあります。
一度、気になるピアノ教室に問い合わせてみることをおすすめします。
体験レッスンでは、ウォーミングアップからスタートします。
正しい弾き方で演奏するために、まずは腕や手首をほぐし、手の力を抜くようなストレッチから始まります。
各ピアノ教室によってレッスン内容はマチマチ。音階やアルペジオを練習したり、初心者でもレベルに合った練習曲を演奏させてくれたりもします。
ピアノ練習のモチベーションを上げる方法としては、好きな曲だったり、聞いた事のある曲を演奏すること。
ピアノ教室では、簡単すぎると飽きてしまい、難しすぎると練習を続けられなくなるので、バランスを見極めた練習曲を提供してくれます。
例えば、好きなクラシック音楽を簡易的にアレンジした楽譜からスタートしたり、楽譜についてはピアノ教室の講師が用意してくれます。
左手の音符が少ない、3音以上の和音がない、素早い指の動きがほとんどないような楽譜から演奏させてくれます。
弾きたい曲を選んだら楽譜を4〜10秒ぐらいのセクションに分けて練習させてくれます。
そうしたピアノを弾く体験や、好きな曲を弾く体験から徐々に楽しさが増してきます。
ピアノ教室の選び方
実際にピアノを習っている方からの紹介も良いですが、第一にピアノ講師との相性は習う上では重要ポイントになります。
ピアノレッスンの指導力はもちろん、わからないところも気軽に聞けるようなピアノ教室を選びましょう。
講師との相性は人それぞれ異なるので、体験レッスンを受けて、実際の雰囲気を感じてみることをおすすめします。
ピアノ教室は60歳や70歳になっても無理なく初められます。
脳を活性化させたり、手先が器用になったり、身体機能も向上するのでおすすめです。
