ピアノと電子ピアノとキーボードの違い① | 音楽企画 Grazie

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2019.10.11

ピアノと電子ピアノとキーボードの違い①

 

ピアノって高い!

そう思ってキーボードや電子ピアノを購入したり、検討している方も多いのではないでしょうか。

今回、2回に分けてそれぞれの長所・短所を特徴を踏まえて紹介していきます。

自分の環境や目的にあったモノを選びましょう♫

※ちなみに今回はグランドピアノとアップライトピアノを分けずに、同じ「ピアノ」と表現していきます。

 

■ピアノの特徴

ピアノは鍵盤楽器の名の通り、鍵盤を使ってハンマーを動かし、弦を弾いて音を奏でる楽器です。

・音

音の大きさや伸ばし方までタッチ次第で音色が無断階に変えることができます。

生の音色を聞くには、やはりピアノが一番でしょう。

 

・サイズ

弦やハンマーが存在することからも、サイズも非常に大きいです。

特にグランドピアノは、奥行きが2m近く必要になります。

 

・タッチ(鍵盤の重さ)

ピアノは弦を弾くハンマーを動かすために、鍵盤がやや電子ピアノやキーボードより重いことが特徴です。

慣れてしまうと、そのタッチを自由に操って、自分だけの音色を奏でやすくなります。

 

・コスト

本体価格は新品のグランドピアノが安くても100万円を超え、アップライトピアノが安くて50万円ほどになります。

また、ピアノは生の楽器のため、メンテナンス(調律)が定期的に必要になります。

また、メンテナンスが年1回は必要とされ、金額は安くて1回につき1万円~2万円が相場です。

 

■電子ピアノの特徴

電子ピアノは鍵盤を押したときにスイッチが入り、そのスイッチに応じた電子音がスピーカーから発せられます。

後述のキーボードも基本的な構造は同じなのですが、電子ピアノはその電子音やタッチを限りなく

本物のピアノに近づけているのが特徴です。

・音

微細なキーのタッチは本物のピアノには敵いませんが、本物に近い音色を奏でることができます。

特に最近は音の強弱もしっかりとつけることができ、音質もリアルなものが多いです。

さらに、オルガンやエレクトロニックピアノなど、ピアノ以外の音に切り替えができるものも多いです。

また、電子音のため音量を自由に調整することができ、

ヘッドホンなどを使って時間や場所を気にせずに弾くことができます。

 

・サイズ

高さや奥行きはピアノよりも小さいものがほとんどです。

お子様のお部屋やリビングにも問題なく入る場合が多いと思います。

 

・タッチ(鍵盤の重さ)

最近の電子ピアノは、限りなく本物のピアノに近い鍵盤の重さが多いです。

メーカーによって、大きな差があるように感じますので、楽器屋さんで実物を試し弾きしたほうがいいかと思います。

 

・コスト

本体価格は安いもので3万円前後、高いもので100万円近くの価格です。

値段の差はそこそこ大きいですが、高いものにはそれなりの理由がああります。

購入の際には、タッチの差や強弱の付け方など、事前にきちんと確認するようにしましょう。

 

次回、キーボードについて詳しくご紹介いたします!

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