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2023.09.15

ピアノ教室の体験レッスンや見学をしたい！入会の基準は

いざ、体験レッスンや見学に行ったとき、何を基準に入会を決めれば良いのか、どこに目を向けながら見学すれば良いのかが分からない方もいます。

ここで、そのポイントをお伝えします。

先生との相性

体験レッスンや見学は、子どもにとって初めての場合が多いと思います。しかも、ピアノ教室となる空間だけでなく、初めて会う先生にドギマギしてしまうはず。

ここでのポイントは、先生の口調や表情です。緊張をほぐしてあげるように接してくれるのか、普段の子どもの様子を知る親御さんなら、子どもがリラックスしているかも雰囲気から十分わかるでしょう。

なお、相性が悪い場合には長続きしない傾向です。

ピアノ教室の設備

ピアノ教室によって使用する設備は異なります。ピアノでいうなら、アップライトピアノなのかグランドピアノなのかは重要なポイントです。

アップライトピアノだからダメではないですが、数多くのコンクールではグランドピアノによる演奏が基本です。表現力でも勝ります。

体験レッスンや見学にてグランドピアノに触れることがないなら、レッスンを受けるまでもないと思っておきましょう。

なお、グランドピアノが先生用と生徒用に並んでいるピアノ教室もあります。もちろん、それだけの設置スペースが必要になるのでなかなか2台並べるピアノ教室は見つからないかもしれません。

その場合には「個別指導」を行っているかがポイントです。これならば、コンクールや音大受験対策にしっかり対応してもらえるでしょう。

どのようにレッスンを進めるのか

ピアノを習うときにやることは、鍵盤に触れるだけではありません。

指の運動から腕や手首の脱力を促すストレッチ、リズムの学習もあれば、5線譜の学習、ソルフェージュなどまで。

体験レッスンや見学のときに、鍵盤を弾くだけの先生であれば、指導の引き出しが少ない可能性もあります。

歌う、リズムをとるなど、ピアノ教室だから鍵盤を弾くことにこだわるだけでは音楽の魅力は引き出せなくなります。

多様な活動を取り入れてレッスンをされているかを体験レッスンや見学中は確認しましょう。

おわりに

ピアノ教室の体験レッスンや見学は無料かもしれません。しかし、入会すると費用もかかります。そのため、継続できるかもポイントになるでしょう。

これまで伝えてきたポイントのみならず、継続させるためにはピアノ教室に通いたくなる、レッスン時間が楽しみになる、そのような楽しみがあるかが最大のポイントです。

子どもの口から楽しかったという言葉が聞けるなら、先生との相性も良く、空間も居心地が良いことが判断できます。