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2023.07.21

ピアノ教室でのレッスン 電子ピアノの魅力も知っておこう

経済的理由もあり、グランドピアノを購入したり防音対策が難しいことから、最近は「電子ピアノ」が普及してきています。

大半のピアノ教室には電子ピアノとアコースティックピアノ（グランドピアノ）どちらも導入されています。

ここでは、電子ピアノレッスンについて考えてみたいと思います。

練習やピアノ教室をどのようにするか悩まれている方の参考になれば幸いです。

電子ピアノはアリ・ナシ

ピアノ教室によって初心者向けに電子ピアノでのレッスンを行うことがあります。

ここでは、電子ピアノのデメリットとメリットを少し挙げてみましょう。

デメリット

グランドピアノと構造的にも大きく違うため、音色、響き、タッチ感など、細かいニュアンスが出せないこともあります。

さらに、中期以降の表現方法やペダルの習得段階になると、電子ピアノでは不十分だと言われています。

メリット

電子ピアノならではの多彩な音色を出せることや、リズムに合わせることも可能に。

初心者の弾き方の練習に最適だといえます。

なお、グランドピアノにより近い重さの鍵盤（ピアノタッチのもの）を導入すれば、リアリティーはある程度出せるように。

ピアノ教室では、読譜が学べたり、ピアノの楽しさを味わえる初心者コースに電子ピアノを用いています。

しかも、指導の仕方によっては、グランドピアノと同じような弾き方もできると言われています。

先生によるレッスン

ピアノ教室によって指導する先生の知識・技術は異なります。

ピアノ教室の選び方としては、やはり先生の質（経歴や受賞歴）も確認しましょう。

良い先生によるレッスンでは、グランドピアノと電子ピアノとの根本的な音の成り方についても教わることも可能です。

ペダルも踏んで見せ、「なぜ、グランドピアノだと音が豊かに広がるのか」ということを説明してくれます。

良い先生（指導者）の手ほどきがあれば理想的な音の奏で方が期待できるでしょう。

練習について

ピアノ教室では、グランドピアノのように本格的なピアノを弾くことを見据えてレッスンも行います。

しかし、ピアノ教室で本格的にレッスンを受けることになっても「自宅練習」では楽器さえ設置されていないこともあるはずです。

しかし、先に説明したように適切なアドバイスと手ほどきが受けられるなら、ピアノ教室でのレッスンだけで十分です。

おわり

響きが豊かで音感教育に良いので、子どもから大人までピアノ教室に通うことをおすすめします。