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2022.05.27

ピアノの調律はどれくらいの頻度が良い!?調律しないとどうなる?

ピアノで欠かせないのが調律。

ピアノは弦で音程を作っているため、時間の経過とともに音程や音色が崩れていってしまいます。

 

ピアノを正しい音で演奏し、上達していくためには定期的なピアノの調律は不可欠です。

ここではピアノの調律についてご紹介します。

 

ピアノの調律は最低1年に1回行いましょう

ピアノの調律は最低でも年に1回は行いましょう。

年に1回というのはご家庭で普通に演奏している場合の最低頻度です。

 

毎日ピアノの練習をしている方やグランドピアノを使っている方は半年に1回は調律した方がピアノにとっても演奏する方にとっても良いでしょう。

また、新品のピアノは弦がまだ落ち着いていませんので最初の1年~2年は年に数回の調律がおすすめです。

 

ピアノの調律には3つの工程がある

ピアノの調律は3つの工程を行いますが、どれも高度な技術を要します。

一般的には1台のピアノで全工程を90分程度で終わらせます。

 

調律

調律は弦の張力を加減して音の高さを調節して音律を作る作業です。

音の高さはほんの少しの張力で変わりますので、調律師はそれを聞き分けて正しい音程に調節します。

整調

整調は打弦機構である鍵盤等のアクションの動きを整え、ピアノの弾き心地を調節する作業です。

ハンマーと弦のリリースポイントを調整します。

整音

整音では音色や音質を調整します。

ハンマーヘッドの形を整えながらハンマーが弦からリリースするタイミングを調整します。

 

ピアノの調律をしないでおくデメリット

ピアノを長期間調律せずに放置しておいたり、調律の頻度が余りにも少ないと音程が狂うだけでなく、ピアノ本体の寿命が縮まってしまいます。

弦が切れてしまう

長期間調律をしていないピアノを調整しようとすると、弦が切れてしまうことがあります。

この場合、弦だけでなく他のパーツにも影響する可能性があり、その場合はピアノ全体の修理が必要になる場合があります。

長期間放置していたピアノでは数回に分けて少しずつ音を合わせて弦が切れないように対策を行うこともあります。

鍵盤が動かなくなる

ピアノの部品が錆びたり、破損して鍵盤が下がったまま上がってこなくなることがあります。

長期間放置したことにより内部の部品が故障してしまい起こる症状です。

湿害・虫害

ピアノは木でできた楽器。

特にカバーをかけっぱなしで放置しているとピアノが湿気を吸ってしまいます。

時には表面にカビが生えてしまうことも。

また、木材に虫が発生してピアノが虫に食われてしまいボロボロになってしまうことがあります。

 

良い音色で引き続けるためにも定期的な調律を

ピアノの調律はピアノの健康診断のようなものです。

ピアノを長く使う為にも調律を定期的にするようにしましょう。

最低でも調律の頻度は年に1回、できれば半年に1回行うようにしましょう。

 

 

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