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2020.12.11

ピアノ上達のために 〜テンポを一定に保つ方法〜

 

ピアノを弾いていると、途中でテンポが速くなったり遅くなったりする場合があります。その際、本人は気づいていないという場合も多くあります。上手に弾くためには、技術と共にテンポを一定に保つことも大切です。

そこで今回は、ピアノの上達に欠かせないテンポを一定に保つ方法についてご紹介します。

 

テンポを一定に保つ最善の方法

ピアノを弾いていてテンポがずれてしまう最大の要因は、「拍感のずれ」です。ペースが乱れやすいのは、特に苦手意識のあるフレーズを弾くときに多いといわれています。

そんな苦手意識のフレーズを弾くときでもテンポを一定に保つには、メトロノームを使った練習が効果的です。メトロノームは、振り子の原理を用いてメロディーのテンポを一定に示す音楽器具です。ベートーヴェンも使っていたといわれており、古くから著名な音楽家にも愛用されていた器具です。メトロノームを用いることで、一定のテンポを保ちながらピアノを弾くことができます。

 

メトロノームの正しい使い方

テンポを一定に保つのに役に立つメトロノームですが、正しく使うにはいくつかの注意点もあります。

それは、まずメトロノームに頼りすぎないこと。それに頼りすぎてしまうと自分で拍感をつかみにくくなり、上達も見込めなくなってしまいます。あくまで、テンポの確認用として用いるにとどめましょう。

また、演奏曲の中には、メトロノームのように一定のテンポを保ったまま弾くのではなく、テンポに抑揚を付けて弾く曲もあります。すべての曲が必ずしもメトロノームのテンポとは一致しないことをあらかじめ覚えておくことが大切です。

 

メトロノームを使ったおすすめの練習方法

メトロノームを使った練習方法は、弾ける段階によってさまざまです。

まだ曲をスラスラと弾けない場合は、メトロノームの拍に合わせて楽譜を読む練習法がおすすめです。ピアノは弾かずにメトロノームに合わせて指で楽譜を追ったり、ドレミで歌ったりしてみましょう。そうすることで、リズムや音の動きをあらかじめ確認することができ、ピアノを弾く際に譜読みの時間を短縮できるのです。

ある程度、曲をスラスラと弾けるようになれば、無理のない速度でメトロノームと合わせながら弾く練習がおすすめです。自分ではテンポよく弾けているつもりでも、メトロノームと合わせてみると弾けているところと弾きにくいところが明確に現れます。その際は、メトロノームに合わせながら片手ずつ練習するのがおすすめです。

 

 

ピアノの上達には、繰り返し練習することが欠かせません。また、練習ではテンポの他にタッチや音の強弱にも注意しなければなりません。自宅でもアコースティックピアノで練習することで、タッチによる響きの違いや音の強弱を表現できるようになります。上達を目指すなら、表現力豊かなアコースティックピアノがおすすめです。少しでも安くピアノを購入したい方は、中古ピアノを検討してみてはいかがでしょうか。

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